人脈を築く
人脈
ビジネスにおいて人脈は大事とされていますが、あなたの考える人脈って何しょうか?
身分の高い人と知り合うこと?
異業種で勤める人と名刺交換をすること?
人脈とひとくくりに言ってしまうと、意味をはき違える人が多く、人脈がないといけないのかと考え、必死に名刺をばらまくだったり、管理職にこびへつらうなどをしがちですが、本当にそれは人脈なのか?と考えてしまいます。
人脈を築く
では一体、人脈を築くってどういうことなの?
まずは、目の前の人を大事にすることが必要では。
一緒に仕事をする同僚、部下や後輩または、お客さん。
目の前の人を蔑ろにして、私利私欲のための人脈を築くのは、その時はいいでしょうけど、いずれ薄っぺらい人脈だったということに気が付いてしまいます。
良い仕事は人が運んできます。その人というのが案外近くの人だということを忘れてはいけません。
無理して築くものではない
人脈つくりに精をだいして、異業種交流会で名刺を配ったり、こんな人と知り合いなんだと自慢気に話したりする人がいます。
どの部署にも1人や2人はいますね。
果たして、その人の人脈はスゴイのかと疑問に思うことがあります。
人脈は自慢するものでもありません、実は名刺は持っているが何年も連絡していない。
なんてこともよくある話です。
ここで言いたいのは、人脈は無理して築くものではありません。
自然とついてくるものですし、人脈が少ないからと言って卑下する必要もないのです。
人望
人望、仕事の出来が優秀な人に人脈はできるものと考えます。
ですので、今目の前の仕事や仲間を大事にして、着実に仕事で成果を出すこと。
これだけで十分に人はついてきます。
日々仕事をする中で、徐々に関わる人が増えていきます。
最初は同僚だけだったが、そのうち、別の部署や別の会社の人とタッグを組むことになったり。
例えば商品開発を例に上げてみても、サービス企画、技術、営業など多くの職種の人が携わって1つのサービスが出来上がります。
この人達を大事にするだけでも、芋蔓方式で多くの職種や人と関わることになり、大きな人脈を得ることができます。
多ければ良いわけではない
最初から人脈だけを求めて仕事をすると、何も得ることができなくなります。
人脈を求めるということは、自分に自信がないから人の名声を手に入れたいと思うのと同義なんですよね。
一時的に人脈が増えて、自分ってすごい社会人かもなんて錯覚してしますが、実は上辺だけで、電話帳には番号がたくさんあるけれど、連絡することがない、ということに気が付いた時のむなしさ。
人脈は、あなたの仕事の成果や人格によって自然と築き上げていくもので、不自然に築いたものは、人脈とはちょっと違うのでは。