メルカリが新規上場!上場までの道のり
急成長を遂げたメルカリとは
今ではヤフオクに並んでフリマサイトとして多くの方に知られているメルカリですが、創業は2013年でまだ新しい企業だと言えるでしょう。
ベンチャー企業で当初はコウゾウという名称の会社でした。
その後サービス名と同じメルカリに社名変更し、今ではメルカリという名前だけでも知っている日本人は非常に多いものです。
メルカリの主力事業となっているのは、フリマアプリであるメルカリの運営です。
ヤフオクと同じように個人が気軽に不要になった品を出品したり、また落札したりするためのプラットフォームをスマホ上で提供しています。
メルカリが登場するまではヤフオクが圧倒的なシェアを誇っており、誰もがヤフオクを利用していたものでした。
メルカリはその後に参入したきた形になりますが、ヤフオクのようにオークション形式ではなくフリマ形式を採用している点でヤフオクとは大きく異なっています。
またスマホから簡単に利用できるサービスにしたことにより、若者を中心とした層に大人気となりました。
創業してから急速に成長を続けており、今後も安定した成長を遂げると言われています。
メルカリは日本国内だけではなく、海外での事業を展開し2014年にはアメリカ、2017年にはイギリスでアプリの提供を開始しました。
メルカリアプリは世界で累計1億ダウンロードを記録していますが、そのうち3000万ダウンロード以上は海外となっています。
上場延期となった経緯や今後の成長
メルカリは2017年に東京証券取引所への上場を計画していましたが、延期になりました。
スマホ向けのフリーマーケットアプリが国内だけではなく世界中で普及しており、投資家の間でも上場が期待されていました。
延期の理由として、資金決済法を巡り協議を行ってきた金融庁だけではなく、警察庁も難色を示しているためだと言われています。
メルカリの仕組みが資金決済法が定めている資金移動業者に当てはまると指摘されている点も延期の理由になっています。
メルカの場に関しては、関係筋によれば上場目標時期は、2018年3月末に再度設定されたとしています。
その時期までに上場をすることはないと言われています。
当局とメルカリの合意までにはまだ時間がかかるものと思われています。
メルカリが新規上場した場合には、投資家にとっては初値が大きく気になるところです。
専門家によると、公募価格の値付け次第になりますが、初値は高騰するのではないかと予測しています。
初値予想では公募価格の5割高を簡単に超えてしまう可能性が十分にあるとも言われています。
公募割れの可能性はなく、知名度が非常に高いため、普段投資をしないような層が参加する可能性もあるため、新規上場時には盛り上がるのではないかと予想されています。