異文化を理解する能力

グローバル化

今は空前のグローバル化社会です。
交通網やITの普及により諸外国とのやりとりが簡単にできる時代です。
そのためか、洋服メーカーや食品など海外ブランドのお店が多く日本に出店し、海外へ行かなくても、国内で楽しめるほどです。
また、その逆もあり、日本の文化が外国で流行っているのだとか。
特に日本の食文化は欧米人には人気で、和食はヘルシーだと称されています。

交流する機会

その昔は、ホームスティや交換留学などを通じて若い時に、外国の文化をお互い学ぶ機会がありました。
そこでは、外国のお宅で寝食を共にすることで、交流を深め、日本文化の折り紙や習字などの伝統的なものを教えることも多くありました。

好奇心旺盛

日本は島国なので割と閉鎖的なのですが、海を渡った国の人達は、好奇心旺盛な人が多く、違った文化などを取り入れたり、受け入れることが容易です。
リスクを感じないと言うのでしょうか、積極的に取り入れる傾向にあります。
一方の日本は、やはりまだまだ閉鎖的な部分も多く、固執しがちですね。

異文化への理解

日本は、移民を受け入れる国でもなかったため、異文化を受け入れることに億劫さを感じていますし、またリスクを先に考えてしまいがちです。
また、外国人や外国製品をどこかよそものだとか、洒落たもの扱いしてしまい、自分の殻に閉じこもってしまします。
まずはその殻を破ることから始めていきたいですね。

若い世代

ITがすでに普及している時代に生まれた人からすると、外国といつでも繋がれるのは当たり前のことですし、日本で普及しているスマホも海外製が多いので、外国に対する憧れも薄く、異文化もすんなりと受け入れる傾向にあります。
その能力を見習いたいものですね。

異文化の良さ

国内だけで見ても、その土地の気候や風土で習慣は異なります。
ここでは当たり前のことがよそでは違うのです。
それと同じで、海を渡れば、言語も違うわけで、気候も違います。
私たちが当たり前と思っていることは、世界では全然違っています。

面白さ

日本人は特に、違っているものに対して嫌悪感を抱きやすく、違いを見つけるのが得意です。
そして、平均を好む国民性のため、その水準の上でも下でも違うしてしまうわけですね。
そうではなく、その違いは個性であり文化の違いと考えてみては。
その違いにを見つけるのではなく、面白いところと捉えると、見方にも幅ができて、色々なことを吸収できます。
自国ではこうなのに、と思うのではなく「なるほど、それイイネ」と思えることで、異文化を楽しんで、そして理解することができます。
世間は広く、世界はもっと広いのです。
あなたの考える当たり前って、そう大したことではありません。